2000万円台の中古マンションの考察。

快晴の東灘区の天井川。昨日に引き続き、今日も、まずは、東灘区の天井川の風景から。

どうしても、天気の良い、素晴らしい天井川の風景を撮りたくて、そして、やっと、撮る事が出来ました。

さて、今日は、2000万円台の中古マンションについて、色々と考えてみましたので、その考察を書かせて頂こうと思います。

中古マンションをお探しの方の多くが、その中古マンションの条件として、マンションの建つ地域や、マンションの建築年数、広さや間取りや階数、そして、小学校区がどこになるのか、また、マンションの自治会がどうなっているか、などなど、詳細な条件をご検討なさる方も多いのですが、購入する中古マンションを探すに当たって、絶対に外せない条件が、購入する中古マンションの価格だと思います。

もちろん、諸々の条件によりまして、マンションの価格は違ってくる訳ですが、もっとも希望額として多いのが、2000万円台の中古マンションであると思います。

多くのお客様の思考回路としては、2000万円台という価格を、まず、購入するマンションの第1の条件とし、電車の駅から5~6分の距離であれば、築15年程度の中古マンションでも良しとし、築6~7年の比較的、築浅の中古マンションであれば、バス利用で駅に行くのでもやむを得ず、とお考えなさる方が多く、結果的には、建物の立地の条件は柔軟なものであっても、価格だけは譲れず、2000万円台限定、と希望なさる方が多いと思います。

おそらく、「2000万円台の中古マンション」というイメージが、お手頃な価格でありながらも、そこそこ満足できる中古マンションに出会えそうな金額だ、とお考えになられる方が多いのだと思います。

また、中古マンションを購入する為に頭金を貯めて、住宅ローンを組んで、毎月の支払額を考えると、 2000万円台の中古マンションであれば、無理せずに支払いもできて、購入しやすい、という事もあると思います。

20年前や30年前の住宅ローンの金利は、とても高かったので、2000万円台の中古マンションの毎月の支払いも、現在とは、大きくかけ離れたものでした。

しかし、現在は、住宅ローンの金利も、過去最低レベルに安くなっており、始めてマイホームを手に入れる世代の方々にとりましては、2000万円台の中古マンションは、標準的な物件なのかもしれません。

ただし、一戸建て住宅にしましても、中古マンションにしましても、購入に当たって掛かってくる、登記に関わる司法書士の手数料や税金、銀行から受ける融資にかかる費用、また、不動産業者に支払う仲介手数料など、様々な諸経費が掛かってくる事も、是非、忘れない様にして頂ければと思います。

ちなみに、一般的に、マイホーム取得で掛かる諸経費は、購入する物件価格の7%から10%程度と言われています。

さらに、マンションの場合は、毎月の住宅ローンの返済以外にも、管理費や修繕積立金、また、駐車場代なども掛かってきますので、その事も計算に入れて、住宅ローンを組んで頂く必要があると思います。