このブログは、東灘区の色々な事を書かせて頂いているブログなのですが、この芦屋川は、東灘区の東端から約600m、徒歩8分の距離ですので、東灘区の住民にとっても、憩いの場である川なのです。
さて、今日は、中古マンションを購入なさるに当たっての注意事、中古マンションの維持費について、少し、書かせて頂こうと思います。
マイホームを購入なさる際に、一戸建て住宅にするか、マンションにするか、迷ったという方も多いと思います。
その迷いの原因の一つには、不動産を所有するに当たって、維持費がどれ位、掛かって来るのか、という事もあるかと思います。
維持費とは、実際には、「管理費や修繕積立金」とお思いの方も多いと思うのですが、その他、駐車場代等も含めて、1ヶ月に支払う総額は、そう安いものではありません。
一戸建て住宅は、管理費や修繕積立金、駐車場代が必要ないのに対して、新築マンションや中古マンションは、購入する際の物件価格に加え、購入後、毎月、支払って行かなければいけない、維持費が掛かってきます。
管理費とは、共有部分の多いマンションの管理を、管理業者へ委託する費用や、エレベーターや給排水の設備の点検など、様々なメンテナンスに掛かってくる費用の為のものです。
そして、修繕積立金とは、いつかは必要になるマンションの修繕、たとえば外壁の塗装工事や、建物の老朽化による修繕・修復の為の費用を積み立て、住民が、一度に大きな負担を強いられない様に行われるものです。
中古マンションを購入なさる際には、この維持費について、しっかりと確認して頂く事を、是非、忘れないで頂きたいのです。
実は、中古マンション購入の際には、修繕積立金についてのご質問を、頂く事も多いのです。
例えば、前のマンション所有者様が積み立てておられた修繕積立金が、所有者が新しい方に変わる事によって、どの様に扱われるか、という事です。
多くの場合、積み立てられた修繕積立金は、中古マンションを購入された新しい所有者に、引き継がれる場合が多いと思いますが、この様な些細な事でも、中古マンションの購入の際には、修繕積立金も含めて、マンションに掛かる維持費については、しっかりと確認して頂ければと思います。
ただし、マンションは維持費が掛かるので敬遠する、という考え方は、ちょっと早計だと思います。
一戸建て住宅の場合、具体的な管理費や修繕積立金というものはありませんが、実際、維持費は掛かってまいります。
マンションと同様に、今後の建物の老朽化に備えて、ご自身で、その備え(貯金)をして頂く必要がありますし、また、突然の雨漏りや壊れた部分は全て、ご自身で、修理の依頼から支払いまで、行わなければなりません。
マンションの場合は、共用部分である庭の木1本でも、一戸建て住宅の場合は、管理が必要になり、放ったままでは、隣近所に迷惑が掛かってしまいます。
そういった事も含め、考えてみますと、一概に、管理費等が掛かるので、中古マンションを敬遠する、という事よりも、逆に、中古マンションは、明確な維持費が提示されている場合が多いですので、安心して購入して頂け、安心して、お住い頂けるのではないでしょうか。
是非、中古マンションの事でしたら、どんな事でも、ランドステージまで、お気軽に、お尋ね頂ければと存じます。