中古マンションの耐用年数。

東灘区のJR神戸線近くの天井川。建物には、当然ながら耐用年数があるものです。

イギリスやフランスなど、ヨーロッパの方で今でも普通に住民が暮らしているアパートでは、築200年、300年といった建物も珍しくなく、日本では、よほど優れた建築物でなければ、現代に残っている建物は少ないと思います。

仮にその様な古い住宅が残っていたとしましても、一般住宅として、今でも普通に使用されている建物は、日本では数少ない事だと思います。

もちろん、日本家屋とヨーロッパの建物では構造も違いますし、使う材料も違いますので、仕方のない事かも知れません。

しかし、歴史のある建物はともかく、現代に建築されたマンションに関しましては、日本の中古マンションでも、ヨーロッパやアメリカのマンションやアパートに引けを取らない耐用年数がある様になったと思います。

少し前までは、中古マンション選びをする時には、耐用年数も比較的短めに考えていた傾向にあったかも知れません。

その当時でしたら、駅から近い築15年の中古マンションと、もう1本、駅から遠くなる道に面した築6~7年の中古マンションと、どちらを選ぶ傾向が高かったかと言いますと、悩んだ末に後者を選ぶ方が多かったかも知れません。

しかし、最近の中古マンション市場では、さらに建築年数が古い物件でも人気がある物件もあるのです。

築30年以上経った昭和の中古マンションが注目を浴びて、なかなか市場でも活発な動きがある様です。

もちろん、築の古いマンションが注目を浴びる様になりましたのは、耐用年数が一因にある事は間違いないと思います。

建物の構造やイノベーションの効果で、中古マンションの実際の耐用年数は大きく延びています。

さらに、古い建物を改築・手直しする事で、中古マンションの良さを引き出して住もうという方が増えている事もあるでしょう。

また、昔から十分な耐用年数があったにも関わらず、老朽化のレッテルを張られてしまった中古マンションも多かったのですが、最近は人々の意識も変わり、築30年たった中古マンションも見直される様になって来ています。

住む人の住み方によりましても、中古マンションの耐用年数が延びる事もあると思います。

古い建物や中古マンションでも、築60年になっても、十分耐用年数に適った物件も、今後、出て来るかも知れません。