東灘区の山の手、清流、住吉川沿いにあります、白鶴美術館のご紹介です。
東灘区は梅雨真っ只中で、雨の量は少ないのですが、どんよりとした毎日ですので、写真も暗い感じになってしまっていますが、この東灘区の住吉山手の地域は、大変に閑静な住宅街でして、そんな環境の良い場所に、この白鶴美術館はあります。
この白鶴美術館は、ご存じの通り、東灘区が誇る酒造メーカーの白鶴酒造の7代目が、昭和9年に創立した美術館です。
ちなみに、菊正宗は嘉納家の本家筋に当たり、本嘉納と呼ばれ、白鶴は嘉納家の分家に当たりますので、白嘉納とも呼ばれていたそうですが、東灘区で有名な灘中学校・灘高校は、菊正宗・白鶴・櫻正宗の3つの酒造会社が設立した名門中の名門で、灘中・灘高を設立した当時の白鶴は、7代目の嘉納治兵衛さんという方なのですが、この白鶴美術館を設立した方も、7代目の嘉納治兵衛さんという事ですので、とても力のあった方なのです。
この白鶴美術館は、昭和9年の設立当時には、嘉納治兵衛さんの世界有数のコレクション、約500点の古美術品の展示からスタートをしたそうですが、現在は、国宝や重要文化財を含む、約1500点の展示品にまでコレクションが膨れ上がっている様ですが、国宝や重要文化財までが展示されているというのは、とっても興味深い事だと思います。
これは白鶴美術館の入口になりますが、白鶴美術館は、昭和の名建築の本館と、モダンな建築の新館からなる様で、本館には国宝や重要文化財を含む、中国や日本の古美術が展示されていて、新館にはペルシャ絨毯やトルコ絨毯など、豪華でゴージャスな絨毯の展示がされている様です。
新館の方には絨毯の展示がされているとの事ですが、これは、平成7年に、白鶴美術館の創立60周年の記念して、日本で初めてのカーペット・ミュージアムがオープンされた事に起因する様ですが、カーペット・ミュージアムがオープンして20年が経過しますが、今でも絨毯を専門に展示されている美術館は珍しいのではないでしょうか。
これは白鶴美術館を入った所の写真ですが、戦前・戦中・戦後、阪神淡路大震災など、苦難を乗り越えて来た、歴史が感じられる佇まいで、両サイドの大きな石などは、まさに歴史を見続けて来た生き証人の様ですね。
平成27年6月15日現在、春季展は6/7(日)で終了した様で、次回、秋季展が9/12(土)から12/6(日)まで行われるとの事で、現在は白鶴美術館の貴重な展示品を見に行く事が出来ないのですが、国宝や重要文化財が東灘区にあるとは思いませんでしたので、9月からの秋季展には、是非とも行ってみたいと思います。
白鶴美術館へは、阪神御影駅やJR住吉駅から出ている、神戸市バスの38系統の「渦森台」行のバスに乗って頂き、「白鶴美術館前」で下りて頂いても行けますし、車で行かれる方は、駐車場もありますので、是非、国宝や重要文化財を見に行って頂ければと思います。




















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